Comment モデルのカスタマイズ
Comment
モデルでは、主に rules()
メソッドと attributeLabels()
メソッドをカスタマイズします。attributeLabels()
メソッドは属性の名前と属性のラベルの対応表を返します。relations()
は Gii
ツールで生成したコードで十分なので手を入れる必要はありません。
rules()
メソッドのカスタマイズ
最初に、Gii
ツールで生成した検証ルールをカスタマイズします。コメント用のルールは以下の通りです。
上記の指定内容は次のような意味です。author
, email
, content
属性は必須、author
, email
, url
は最大128字、email
属性は有効なメールアドレスであること、url
属性は有効な URL であること。
attributeLabels()
メソッドのカスタマイズ
次に attributeLabels()
メソッドをカスタマイズして、モデルの各属性を表示する際のラベルを宣言します。このメソッドは、名前-ラベルの組で構成される配列を返します。CHtml::activeLabel() を呼ぶと属性のラベルを表示できます。
ヒント:
attributeLabels()
で属性のラベルを宣言していない場合、アルゴリズムに従って適切なラベルが生成されます。例えば、create_time
やcreateTime
という属性には、Create Time
というラベルが生成されます。
保存プロセスのカスタマイズ
コメントの作成時刻を記録したいので、Post
モデルと同様に、Comment
の beforeSave()
メソッドをオーバーライドします。